2025/08/08 15:11

●今年も酷暑の日々

6月に、さつまいもの苗を植え終えて、気が付けば8月です。
7月下旬からは、文字通りの酷暑と言っていいですね。
この熱さの影響で、野菜の値段もさらに上がっています。

米も、水不足で生育が心配な地域もあると、ニュースで言っていました。
極端に熱すぎると、あまり良いことはないようです。
とにかく、今が一年で一番熱い時期なので、浜直農園もなんとか乗り越えていきたいです。

過去の日誌もぜひご覧ください。



●恐るべし、雑草の生命力

野菜は暑さにやられているというのに、雑草はグングン伸びていきます。
あっという間に、背丈ほどになりそうで、恐ろしいです。
この夏も、草刈りに追われそうです。

夏は、雑草との戦いです。
熱中症で倒れない程度に、がんばっています。
そんなきついけど、草刈りが必要な理由をお話しします。
雑草に負けてはいけない理由があります。



●畑の栄養の奪い合い

雑草も生きていますし、さつまいもを始めてする野菜も生きています。
そして、根付いたら、その場所で育つしかありません。
畑はそんなところです。

そして、決められた場所で育つには、その場所で栄養を得ないといけません。
雑草と、さつまいもの熾烈な主導権争いが繰り広げられるのです。
浜直農園でもこれまでに、雑草が勝利した畑があります。

そこは、もはや雑草畑。
伸びきった雑草で、いもの苗がどなっているか、わかりにくくなります。
これだと、いもも光合成がしにくいでしょう。
土の栄養も、雑草に奪われていくでしょう。

結果として、その畑のさつまいもは、ヒョロヒョロとしたものや、小芋が多かったです。
これは、とても痛い経験でした。
やはり、人間がサポートしていかないといけないと、強く思いました。



●病害虫に気づきにくい

雑草が伸びていくと、いもの苗がどこにあるかわかりにくくなると言いました。
これは、病害虫の被害に気づきにくくなるという、弊害も出てきます。
近年、流行している、さつまいも基腐病は、最初に苗の根元に感染することが一般的です。

そして、苗を枯らしていくいう病気です。
さらに、厄介なのは、周りの芋苗にも伝染するということです。
つまり、早めに発見して、芋苗を除去しなければなりません。

雑草のせいで、発見が遅れると、被害も大きくなってしまいます。
生産量に影響してきます。
最初に感染した苗を早く発見するためにも、雑草との戦いは必要となります。

また、害虫であるヨトウムシといのも、最初は小さくてわかりません。
が、あっという間に芋の葉を食い荒らしていきます。
これに早く気付くために、草刈りなどは欠かせません。



●機械が無理する

雑草が伸びると、とても強いです。
下手すると、雑木くらいのものもあります。
草刈り機も、エンジンをふかして刈らないと、なかなか切り倒せません。

エンジンをふかすと、それだけエンジン回りの負担が大きくなります。
燃料も使うし、もったいないです。
草刈り機に限らずですが、機械が故障すると、修理費は何万円かすることも普通です。

そのために、草が大きく伸びきる前に、草刈りをすることが望ましいです。
それができれば、もっと楽なんですが・・・。
心がけだけは、していきたいと思います。



●熱中症に注意しながら

7月下旬から8月上旬は、いちばん熱い時期です。
とにかく、休憩・水分補給をしっかりしてやっていきたいと思います。
さつまいもは、少しずつ大きくなってきています。
乗り切っていきたいと思います。

ちなみに、過去の失敗談も、ぜひご覧ください。

①脱サラしてから、おいしい焼き芋ができるまで ~獣害~
②脱サラしてから、おいしい焼き芋ができるまで ~病害~
③脱サラしてから、おいしい焼き芋ができるまで ~暴風~
④脱サラしてから、おいしい焼き芋ができるまで ~雑草~
⑤就農一年目 すべてが初体験だけど、農家あるある? 先輩方に感謝!



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