2025/06/06 16:44

●2025年の梅雨

今年の鹿児島の梅雨入りは、沖縄・奄美より早かったです。
とは言っても、晴れの日も多く、いつも通りという感じの5月でした。
6月二週目から、長雨となって、本格的な梅雨となりそうです。

5月後半から6月頭の日々を振り返ってみたいと思います。
もしご興味ありましたら、過去の日誌は下記をご覧ください。


☆日誌2025 まとめ☆

①さつまいもの苗づくり
②さつまいもの苗、発芽
③畝立て・苗切り
④苗植え




●畝立て→苗切→苗植え

長雨でないときは、畝立て→苗切→苗植えというサイクルで、5月は進んでいきます。
特に雨が降ると、畝立ては困難です。
トラクターでぬかるんだ畑で作業すると、動きが悪くなります。

そして、畝も綺麗な蒲鉾型に仕上がりません。
ゴロゴロの土の塊が耕起されるので、そんな畝は苗植えにも適しません。
ある程度柔らかい状態で、きれいな蒲鉾型の畝でなくてはなりません。

こうしたことを踏まえて、天気予報を確認しながら、上記のサイクルを回していきます。
畝だけ先に立てておけばいいじゃないか、という意見もあるかもしれません。
ですが、あまり先に畝立てしてしまうと、畝を立てる際に撒いた肥料の効果が薄れてしまいます。

肥料は撒いたら、段々と土に溶けてしまいます。
そして、地下へと流れていくようです。
ですので、苗を植え付けるタイミングと、大きく乖離しないようにしています。



●いちばん忙しい時期

畝を立てたら、苗を植えなければなりません。
植えるからには、苗床の苗も切らなければなりません。
前もって切っていたらいいのですが、これもタイミングが難しいです。

早めに切ってしまって、苗が短すぎると、活着しにくいです。
また、苗を切ってからは、数日置いて根が出てくるのを待って植えた方が、活着しやすいというのもあります。
一方、苗切りが遅くなると、苗が伸び過ぎてしまいます。

考えだしたら切りがないですが、上手に段取りしなくてはなりません。
天気予報見ながら、段取りを考えてたら、目が回りそうです。
この5月後半から6月前半は、サイクルを回すのが大変です。

浜直農園は、これらを一人でこなしている状況です。
手が回らないことも、しばしばです。
植え付け期間で、今が一番忙しいと言って良いでしょう。



●畝立てクライマックス

基本的には、絶妙のタイミングで上記のサイクルを回そうとしています。
畝立てして、一週間以内とかで、苗の植え付けができれば最高です。
しかし、長雨が近づいてくると、そういうわけにもいきません。

今年の6月二週目には、長雨の予報となっています。
ということで、少し早いですが、畝立てはペースを上げて、クライマックスとなってきました。
さすがに、体力的にもしんどい時期です。

でも、この長雨期間に植え付けまでできれば、苗も急激に成長してくれます。
梅雨時期で大きくなった苗は、良いさつまいもを実らせてくれます。
忙しいけど、非常に重要な時期でもあります。

畝立てを6月一週目までに終わらせ、残り二週間ほどで植え付けまで終わらせたいと思っています。
今年も順調に大きく育ってくれると信じて、引き続きがんばりたいと思います。
美味しい、焼き芋をお届けしますよ!



「焼き芋」や「アイスクリーム」の通販はこちらから↓↓↓

※つらさげ芋は12/1以降の発送になります(注文予約は11月以降)

https://ham740240.owndshop.com/