2025/04/13 15:00

2025年も3ヶ月経ちました。

そして、さつまいもの苗床を作って、一ヶ月ほどが経ちました。
【浜直農園日誌2025】さつまいもの苗づくり

4月に入って数日のところで、ようやく発芽を確認できました。
(この発芽は一年前のもの↑↑)


●例年より遅く焦る

今年の3月は、例年より気温が低かったように思います。
鹿児島県垂水市の標高550mの高冷地に位置する、浜直農園の畑。
寒の戻りと言って、雪もちらついた日もありました。
「戻りすぎでしょ!」って、思わずつぶやいてしまいました。

気温が低すぎて、地温も上がり切らなかったと思います。
それでは、種芋が目覚めて、芽を出してくれません。
3月の末は、結構焦りました。


●台風ですかというくらいの強風

焦ったのには、もう一つわけがあります。
3月の中旬頃は、かなり風も強かったです。
平地でも結構強かったので、高地だと相当強いです。

風が強すぎると、苗床のビニールがめくれてしまいます。
過去に何度かめくれたことがありますので、ある程度想定内ですが。
ただ、めくれるてしまうと、お芋の芽が出るのが、遅くなってしまいます。

その3月中旬の強風の翌朝。
「今回は風強かったから、ビニールめくれてるかな」と、苗床を見に行きました。
衝撃の光景となっていました。
「めくれるどころか、吹き飛んでるやんけ」と、目を疑いました。

山の中の、拓けた畑ですので、すごい風が吹くことがあります。
3月としては、就農して以降、史上最強の風だったのかもしれません。
台風並みの風じゃ、私のトンネル苗床じゃ、かないません。

強風の被害は過去にも。
【農業失敗談③】脱サラしてから、おいしい焼き芋ができるまで ~暴風~


●ビニールが吹き飛んだ後の、二次被害

二次被害一つ目、ビニールは畑の外の、切り株に引っかかっていました。
これを破れないように、救出するのは大変でした。
どこが引っかかってるか確認しながら、慎重に救出しました。

足場も斜面でなかなか体力を消耗しました。
とりあえず、大きく破れていたりしていなかったので、良かったです。
それにしても、こんなに重いものが、よく20~30mも飛んだものです。

二つ目、苗床に伏せこんだ、種芋が食べられている。
恐らく、カラスとアナグマでないかという痕跡がありました。
食べた後の屑で、想像できます。

再びビニールで覆ったので、カラスは大丈夫かと思います。
それでもアナグマなどは、ビニールの中に入ってくるかもしれませんので、しばらく冷や冷やです。
食べ物があるとわかると、獣たちの執念はすごいものがあります。


●しっかり修復して、発芽

それ以降は大きな被害はありませんでした。
若干、ビニールの中に獣が入って、数本種芋を食べているようでしたが。
少しくらいなら、仕方ないと思っています。

しかし、4月入っても、なかなか発芽していないのは、初めてなのでとても焦りました。
「もしかして、強風で吹き飛ばされたとき、種芋が霜に当たってダメになったんじゃないか」
そんな不安もありました。

数日後、少しではありましたが、発芽を確認できた時は、本当にほっとしました。
「ふーーー」安心から深いため息が出ました。
たぶん、これから次々発芽してくると思います。
(写真中央辺りに、小さな紅色の芽↑↑)


●芋づくりは苗づくり半分

大事に育てていきたいと思います。
今度はビニールトンネル内が、熱くなりすぎないか注意も必要です。
暑すぎると焼けてしまいます(葉が枯れたみたいになること)。

水を撒いたりも必要です。
「芋づくりは、苗づくり半分」と言ったりもします。
苗がちゃんとできれば、さつまいもも、おおよそできるということです。

大事な時期ですので、気を抜かずやっていきたいと思います。
今年も美味しい焼き芋をお届けしますよ!



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