2025/07/11 14:38

●異例の早さの梅雨明けによる代償

今年は6月末には梅雨明けの発表。
発表後はろくに雨も降らず、連日の猛暑日。
カンカン照りで、汗が止まらないでした。

そんな影響もあってか、スーパーの野菜は高いです。
農家を悩ます猛暑。
さつまいも農家の浜直農園も、影響を受けました。

秋の収穫に向けて、これ以上大きな影響がないことを祈ります。
今年は、つらさげ芋を、昨年よりたくさん作ろうと張り切っていた矢先。
そんな心配もあった、梅雨明け後の二週間でした。

過去の日誌も、奮闘の畑仕事をぜひ見てください。




●ギリギリ終わった苗植え

例年、浜直農園の苗植えは、GW頃から6月いっぱい行っています。
鹿児島の梅雨明けは、7月上旬が一般的です。
梅雨明けのちょっと前に終われば、その後はある程度しっかり育っていきます。

今年も、そのように考えて、苗植えをしていました。
6月26日に、すべての畑に苗を植え終えました。
例年より少し遅れたかなくらいのタイミングです。

そして、梅雨明けの発表があったのが6月27日でした。
これは、今までになかったことで、ちょっと心配になりました。
植えたばかりの苗は、まだひ弱ですので、しっかり根付いていない状態で太陽に照らされたら・・・

結果的に、梅雨明けギリギリになった苗植え。
しかも、連日の猛暑日というのも異例。
苗は逃げ場もありません。
最後に植えた苗たちは、翌日から結構強い日光にさらされました。



●枯れる苗

梅雨明けから二週間ほど、まとまった雨は降りませんでした。
植えてから一週間ほどの苗は、枯れ始めました。
苦労して植えただけに、見るのが辛かったです。

ここまで枯れたのは、初めてかもしれません。
でも、最後に植えた畑の苗ですから、全体でみれば数%です。
全体の一部と割り切って考えるようにしました。



●恵みの雨と、さばけないのが・・・

梅雨明け後の天気予報は、晴れの予報続き。
そろそろ降りそうだと思っても、いつの間にか晴れ予報に変わっています。
ようやく雨が降りそうなのが、梅雨明け後の二週間目でした。

しかも、雨は数日続きそうでした。
「もしかしたら、このタイミングで植えたら、リカバリーできそうだ」と思いました。
いくら猛暑でも、数日雨が降れば、苗は根付いてくれます。

そして、浜直農園の得意技「さばけん!」のが幸運しました。
まだ、苗床の片づけをしていませんでした。
苗床とは、春先に種芋を埋めて、畑に植える用の苗を作る場所です。

苗床の苗が伸びてきたらカットして、その苗を植えていくのです。
苗植えが終わったら、片付けるのですが、私はさばけなくて、そのままにしていました。
切る用の苗として、十分に使える長さにまで、ほったらかしというお粗末さ。

でも、今年に関しては、この苗をもう一度使うことができます。
雨が降る数日前に、カットしました。
そして、雨の日に満を持して、畑に植えなおしました。

あとは、ちゃんと根付いてくれるのを祈るだけ。
植えた時期が二週間ずれたくらいなら、そこまでの大きな差にはならないはず。
そう信じて、これからもしっかり管理したいです。



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