2025/03/31 15:06

浜直農園は鹿児島県垂水市のサツマイモ農家です。
2018年より、新規就農しました。
それまでは、サラリーマンをしていて、農業とはほぼ無縁でした。

実家も農家ではありません。
親戚にも農家はいません。
ですので、脱サラして、正真正銘ド素人から始まった、新規就農者です。

ここまでド素人だったら、相当失敗をしてきました。
自然相手ですので、想定外のことが起こります。
そんな畑での失敗談を振り返りたいと思います。

【農業失敗談①】脱サラしてから、おいしい焼き芋作るまで ~獣害~

●さつまいもの病気

さつまいもに限らずですが、野菜も病気にかかります。
畑で生育中に、ちゃんと育たなくなります。
枯れたりもします。

さつまいもの中でも、近年悩ましい病気が出てきました。
「基腐病」(もとぐされびょう)という病気です。
詳しい内容は、他のサイトでもたくさん説明されていますので、ご参考にされてください。

簡単に言うと、芋の苗の根っこ付近から傷み始めます。
根っこが黒くなり始めます。
根っこから、苗全体が枯れていきます。
(根元が黒くなってきている苗)

次第に土の中のお芋も腐ってしまいます。
さらに早めに対応しないと、まわりの苗にも感染していく厄介な病気です。
この病気が日本で確認されたのが、私が農業を始めたころです。

日本中どんどん広がって、猛威をふるっています。
浜直農園も一度、かなりの収量ダウンをしたことがあります。
もう最悪です。

●いろいろな対策あるけど

日本中、あまりに被害が甚大となって、国もいろいろな対策を打ち出しました。
あの農薬が効くだの、効かないだのと、いろいろ試験が行われたようです。
「これが効くから、買われた方には補助を出します」とのことでした。

藁にも縋る思いで、私も購入・使用しました。
また、バイオ苗というウィルスに完成していない、健全な苗も購入して植えてみました。
いろいろ、試してみたのですが、抜本的な改善とはなりませんでした。

一度、基腐病が出てしまうと、どうしても病気の菌が少なからず残るとのことでした。
菌が漂わないよう、排水対策なども大事ということでした。
畑に、さつまいも以外のものを植えるというのも一つの方法でした。

ただ、個人の農家でできることには限界もあります。
本当に、何年かはビクビクしながら、畑を観察していました。

●もう開き直ってやるしかない

基腐病がまん延してる頃、世間もコロナ禍でした。
「with コロナ」という言葉があったと思います。
そこで、「基腐病も出るものだから」とある意味、開き直ることにしました。

病気の苗が出たら、早く除去して、畑の中で感染を拡げないという戦略で行くことにしました。
頻繁に畑を見回っていれば、おかしいなという苗に気づけたりします。
いくら蔓に覆われていても、最小限の感染でとどめることができます。

(怪しい苗は早めに除去)

あとは、芋の苗を元気でいさせることを意識して、追肥などを積極的に行うことにしました。
人間と同じで病原菌と戦うには、健康でいないと簡単に負けてしまいます。
実際に効いているかは、わからないですが秋には、ある程度の収穫を確保できている気がします。

●手をかけた分だけ・・・

さつまいもという野菜は、あまり手がかからなくて、作りやすいと言われていました。
ただ、今回の「基腐病」と気づいたのは、途中の管理をすることが大事とうことです。
根絶とはいかないけど、手をかけた分だけ、秋の収穫に大きな影響があるように感じます。

夏の炎天下でも、しっかり畑を見回っていきたいと思います。

●つらさげ芋作りも慎重に

菌はどうしても目に見えません。
つらさげ芋は、芋の苗(つる)の部分から吊るしています。
菌がいる可能性も充分にあります。

ですので、浜直農園では吊るす時も、「この苗は大丈夫」と自信があるものしか、吊るさないようにしています。
それでも、目に見えないから多少は傷んできたりもあります。
ただ、これもマメに確認して、早めに除去を心がけています。

やっぱり、つらさげ芋は「手間ひまかかるな~」と毎年思います。
が、待ってくださっているお客様のためにも、これはしっかりやっていきたいと思います。


浜直農園のこだわり!

詳しくはこちらまで↓↓↓

https://ham740240.owndshop.com/p/00002


冷凍焼き芋の通販もやっています↓↓↓

https://ham740240.owndshop.com/