2025/07/04 14:42

●鹿児島駅前直売所限定の商品

農業をする以上、規格外の生産物と向き合う時が多々あります。
売り物にならない、大きすぎたり、小さすぎたり、傷があったりということで規格外。
廃棄される規格外野菜も多いかと思います。

サツマイモも同じです。
新規就農時から、この課題と向き合ってきました。
これまでも、いろんな取り組みをしてきました。

少しずつですが、廃棄する芋は減ってきています。
今回は、その元祖ともいえる、商品をご紹介します。
それは「干し芋」です。

その他の取り組みや、関連記事もぜひ読んでみてください。

【お客様の声から】
⑤秒でなくなる干し芋

【商品ストーリー紹介】
⑤直売所限定の干し焼き芋(干し芋)ができるまで 前編
⑥直売所限定の干し焼き芋(干し芋)ができるまで 後編

【商品紹介】
①つらさげ芋
②焼き芋アイスクリーム ~紅はるか~
③焼き芋アイスクリーム ~ハロウィンスイート~
④焼き芋アイスクリーム ~安納芋~
⑤ざ・ねっとりぃ~も ~小芋の焼き芋~
⑥紅もぜか



●基本的に小芋を使用

就農三年目に、小さな食品乾燥機を購入しました。
以前から、「干し芋作れないかな」と考えていて、お試しで乾燥機を購入しました。
関東方面では、干し芋需要も高いということで、もしかしたらと思っていました。

干し芋の試作用として、まだ大量に貯蔵中だった小芋を使用。
まずは焼き芋にして、その皮を剥いて、乾燥機に並べてみました。
乾燥の温度や時間はインターネットで色々調べてみて、とりあえずやってみました。

一日くらい乾燥させた後、食べると一発目から美味しかったです。
ねっとりした焼き芋の水分が飛んで、甘さが凝縮されています。
ちょっと歯ごたえはありますが、噛めば噛むほど口の中に甘さが広がります。

一発目でこれだけ美味しかったら、味としは合格。
あとは食感なども調べながら、乾燥時間を微調整して数回試しました。
蒸し芋などでも乾燥しましたが、焼き芋で間違いありませんでした。

さらに、試作によって小芋でも、おいしい干し芋になったので、基本的に小芋で作ることとなりました。
規格外で廃棄されることなく、付加価値の高い商品へと変貌しました。
こうして、完成していきました。



●とにかく手間がかかる

いろんなお店などで販売されている、干し芋って、そこそこ良い値段がすると思います。
自分が作るまでは、「こんなに高いの?」って驚くことも多かったです。
そして、自分が作るようになってからは、「これだけの作業してたら、この値段だよね」と思うようになりました。

浜直農園では、焼き芋から皮を剥いて、干し芋にしていきます。
紅はるかは、ねっとり系なので、手に持つとフニャフニャです。
とても、作業効率が悪いです。

しかも、小芋なので、かなり指先に神経を集中させないと、芋が崩れてしまいます。
繊細な作業で、最初の頃は、かなりの時間を要していました。
乾燥させた後も、少し柔らかいので、パック詰めも難航します。

でも、美味しいから、このやり方が一番だと思って続けています。
乾燥機が小さというのもありますが、一度にたくさん作業できないので、少量生産となっています。
それが、直売所限定販売となっている一番の理由です。


全国発送は、個別対応させてもらっています。
干し芋好きにはたまらないようで、リピーターさんもいらっしゃいます。
隠れた逸品ですので、ぜひお試しください。

浜直農園の焼き芋が好きな方は、きっとハマると思います。



浜直農園のこだわり!

詳しくはこちらまで↓↓↓

https://ham740240.owndshop.com/p/00002


「焼き芋」や「アイスクリーム」の通販はこちらから↓↓↓

※つらさげ芋は12/1以降の発送になります(注文予約は11月以降)

https://ham740240.owndshop.com/