2025/06/11 16:45

●味は大差ない野菜たち

みなさんは、規格外野菜や、不揃い野菜って聞いたことがあるでしょうか?
スーパーなどに並ぶ野菜は、基本的に揃っていて、規格の野菜です。
傷なども、ほとんどなく綺麗な形で陳列されています。

道の駅などに行けば、サイズが大きすぎる野菜や、不格好な野菜が並んでいることもあります。
味は、規格の野菜と比べても大差ありません。
しかし、商品の価値としては劣ってしまいます。

確かに、料理の際、使い勝手が悪かったりはあります。
切りにくかったり、煮込むのに時間がかかったりしますよね。
そのため、規格外の野菜は、世に出回ることがなく、廃棄されることも多いはずです。


●いかに消費するか

浜直農園も、収穫したさつまいもには、大きさがバラバラであったり、不格好な形のものがあります。
これって、特に就農最初の年は、どうしようと悩みました。
さつまいも農家に限らず、すべての農家の永遠のテーマと言ってもよいでしょう。

「いかに消費するか」と悩んで、干し芋や、アイスクリーム、スイーツなどを作ってきました。
これで、かなりの規格外の芋を、消費することができました。
が、まだまだ小芋というものが、道半ばでした。

とにかく、どんな形でも消費したいという想いで、鹿児島県よろず支援拠点を中心にいろいろな方から助言を頂いていました。
その過程で、東京からいらっしゃった、販売の専門家さんと話す機会がありました。
おみやげにと、その小芋の焼き芋を渡したのをきっかけに、動き出しました。


●味は大差なし、商品化へ

東京でも、おみやげに渡した小芋の焼き芋は好評だったようです。
むしろ、浜直農園の焼き芋の方が、「普段食べている焼き芋より美味しい」との声もいただきました。
やはり味に大差はないと確信しました。

思い返せば、お客さんと話したりする機会があったとき、「道の駅とかに売ってる小芋を自宅のストーブで焼くの」という方もいました。
本当に焼き芋好きな人は、小芋を焼いて好きな時に食べる習慣があるようです。
やはり、味は変わらないようです。

そうした、芋好きな消費者の方々の声を参考に、小芋の焼き芋を売ろうと思いました。
芋の焼き時間や温度は、蓄積したノウハウがありましたので、すぐに商品化できました。
名前は、「ざ・ねっとりぃ~も」と、聞いただけでどんな焼き芋かわかるようにしました。


●規格外野菜なんて言葉を失くせるように

こうして、2025年より新商品として販売を開始しました。
現在は、鹿児島市の直売所と、インターネット通販で冷凍焼き芋として販売しています。
これから、どんどん認知してもらえるようにしたいと思います。

いつか、規格外野菜といった言葉を失くせるように。
小芋は、「ざ・ねっとりぃ~も」の規格内ですと。




浜直農園のこだわり!

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https://ham740240.owndshop.com/p/00002


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※つらさげ芋は12/1以降の発送になります(注文予約は11月以降)

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