2025/05/19 15:00
●つらさげ芋の浜直農園
2018年より鹿児島県垂水市の大野地区で新規就農。
実家が農家というわけでもなく、知識・経験ゼロに等しい中でした。
「付加価値のあるものを作りたい」と思う中で、「つらさげ芋」に出会い、この地で就農に至りました。
自分のように食べたら感動してほしい。
そうして、毎年「つらさげ芋」を作ってくることができました。
価値あるものを、これからも作っていきたいと思っています。
そして、農業界ではまだまだ若手。
InstagramなどのSNS発信なども、積極的に行ってきました。
こだわりなどを伝えてきて、今ではテレビをはじめとするメディアにも取材していただくようになりました。
毎年、さつまいもの旬の頃には、お客様から問い合わせの電話も。
「つらさげ芋」の浜直農園として、認知されるようになってきたと思います。
これは、自信を持ってもいいかなと思えるようにもなってきました。
これからも価値を発信、伝えていきたいと思っています。

●六次産業化への挑戦
農業を始める前、「六次化によって付加価値のあるものを作って売ろう」と思いました。
これは農業を始めてから、より一層強い気持ちとなりました。
サツマイモに限らずですが、収穫する作物には多くの規格外品があります。
大きすぎたり、小さすぎたり、傷がついていたり。
調理してしまえば、ほとんどが気になりません。
特にさつまいもは、焼き芋にすれば、味に大差ありません。
見た目がどうかというだけです。
ですので、浜直農園では基本的に、焼き芋として販売しています。
大きさもバラバラなものをパックして販売もしています。
それでも、見た目があまりにも気になるものは、アイスクリームやスイーツなどに形を変えてきました。
どれも、お芋感たっぷりで、美味しいです。
鹿児島駅前の直売所で主に販売していますが、ファンのお客様も少なからずでした。
工夫すれば、きっと付加価値の高いものになると信じています。
常にこの情熱で、自分のつくった芋たちを、価値あるものにしていきたいと思います。

●いつかは目指される農家へ
農業って、暗いイメージを持たれる方も多いと思います。
農業3Kといって、きつい、汚い、危険な仕事と認識されがちです。
そして、重労働の割には、市場などでは安い値段に叩かれるというイメージもあると思います。
確かにそう一面もあります。
収穫時の繁忙期などは、きついの一言です。
土にまみれ、雨に打たれ、汚れます。
「しかし、これらのイメージを打ち破っていきたい」と、農業を始める前から思っていました。
農業を始めてからも日を追うごとに強くなっていきました。
だからこそ、3Kを超えるくらいに、付加価値を高めていくということを、常に心に留めています。
「既存のやり方とは、あえて逆を行こう」と、思う時もあります。
そのため「さつまいもの青果(生芋)を市場などに卸そう」と、思ったこともありません。
もちろん、既存のやり方を否定しているわけではありません。
むしろ、今までのやり方でやってきているからこそ、今日の農業があると尊敬しています。
日本の農業を守ってくれていると思います。
ただ、私の場合はこうしないと、銀行員から農家へ転身した意味が薄れる気がしているので、このような形をとっています。
価値あるものを作って、自分で値段を決めるというのが理想です。
異色の農家として活躍して、目指される農家になりたい。
それを追い求めて、これからも農業に取り組みたいと思います。

【自己紹介①】つらさげ芋に出会って 鹿児島県垂水市でさつまいも農家してます
【自己紹介②】銀行員から つらさげ芋に出会って 農家になるまで
浜直農園のこだわり!
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※つらさげ芋は12/1以降の発送になります(注文予約は11月以降)